GX110トヨタ・マークⅡのフロント・ボールジョイント外れ修理
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投稿日時:2019年03月16日 13:11:08
東大阪市アライメントの高田オートKEINZです。
2月の最終日曜日朝、お客様から携帯電話が鳴りました。
休日の電話はドキッとします。
嫌な予感的中で、やはりSOSの電話でした。
話しを聞くと、ご近所の散髪屋さんの駐車場内で、ガタン!といって走れ
なくなったとの事。こちらでの対応は無理そうなので、保険会社のロード
ネットに救援依頼をし、明日の入庫を待つ事にしました。
翌月曜日、ロードアシストでクルマが届きリフトアップしたところ、なんと!
左ロアアームとナックルアームを結ぶボールジョイントが外れています!!
当然、左フロントサスペンションは機能をなくし、ガタンとまるでタイヤが
外れたような状態になってしまいます。
下の写真でよくお判り頂けると思いますが、グリスっけが全くありません。
下は正常な右サスペンションの状態です。
左はボールジョイントとテンションロッド、ステアリングラックエンドを交換。
外れた際に深い傷が入ってしまったホイールも交換。
念のため右のボールジョイントとテンションロッドも交換。
あと少しオイル滲みのあったパワーステアリングポンプも中古品で交換。
最後にホイールアライメント測定/調整で作業を完了しました。
今回のこの故障前にお客様から「ハンドルが重たくなった」とお申し出が
あり、パワステオイル量やハンドル操作などの確認をさせて頂いて1週間
程での出来事でした。
この事はスタッフ一同しっかり受け止め、今後このような症状や点検の際は
必ずリフトアップを行い、目視だけではなく触ってみてのガタの点検など、
確実に行う事を決め事としました。