image

東大阪市アライメントの高田オートKEINZです。
昨日、エンジン異音のダイハツ・ムーヴをご入庫頂きました。
お客様からはブレーキ?異音とお聞きし、試運転チェックや念のため
ブレーキ分解もしてみましたが、特にそういった様子や原因となりそう
な箇所も見つからず、エンジン始動の度に出ていた“キュッ”という音が
気になり、エンジン廻りをジックリ点検したところ、どうもウォーターポン
プ辺りが怪しく、ファンベルトを取外して手でプーリーを回してみたところ
異常な重さです!!
image


ブレーキ?と思われていた異音の原因のご説明を行い、ウォーター
ポンプを交換させて頂きました。

image

これが異音の原因となったウォーターポンプです。
中のベアリングなのか?シール部の固さなのか?
とにかく手で簡単に回るはずのプーリー(ベルトの掛かる部分)が、
びっくり?するくらい廻りが重たかったです。
このまま使用を続けるとベルトの早期摩耗はもちろんですが、ベアリ
ングが固着してしまうとエンジン始動不良や、シール部から水洩れし
た場合はオーバーヒートなどの故障につながったと思われます。
image

ちなみにこのクルマは平成21年式で走行距離が95,000kmでした。
めったにない故障ですが、聞きなれない音などは不具合発見の第一歩。
暑い最中ですが、たまにはガラスを全開にしてクルマのブレーキや走行音
に耳を傾けてみてください。
何か発見する?かもです。